第82回 GISフォーラム東京 / Open Technical Forum Tokyo 2013-2

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テーマ	『高品質・高信頼性システムとアーキテクチャ』

主催	グローバル情報社会研究所(株)（ReGIS Inc.）
共催	The Open Group（米国）

日時	4月24日(水)
第1部	13:30--18:30（13:00より受付）
第2部	18:40--20:30（18:20より受付）
会場	東京アメリカンクラブ（東京都港区麻布台2-1-2） B2F MAP
第1部	東京アメリカンクラブ B2F
第2部	東京アメリカンクラブ B2F

　3・11は2年を経ても、まだなお、東北の被災地の復興の出発点であるがれきの撤去すらできていない状況です。震災後、最初に聞かれた弁明の言葉は、地震の大きさで、特に、津波の大きさが"想定外"であったということでしたが、今は、これが正しいとは誰も言わないのではないでしょうか。

　原子力発電がメルトダウンしようが、しまいが、極端に言えば、原子燃料の廃棄物は出ます。廃棄物をどこに捨てるのかについての国家的合意ができていないということは、我々国民にとってみれば、まことに想定外の事でした。

　除染が進まず、地震や津波によって壊された廃棄物が片付けられないのは、今も、災害前も、実は同じだとしたら、それは何を意味しているのでしょうか？

　すべてのシステムアーキテクチャにはインプットがありアウトプットがあります。インプットだけ頂いてアウトプットには決着をつけないで住まうなどということは考えられないことです。

　アーキテクチャプリンシプルが立てられないままアーキテクチャを作ってしまったという話です。どこからこんな習慣がついたのでしょうか？

　かつて、エコノミックアニマル、その反面の極左翼の暴走、宗教心倫理観の無さ、平和は祈れば得られるかのような現実離れ、一方では上から言われたことをサラリーマンとしてただただやっていました。こうなると自立や主体のない、まるでゲーム機械かプログラムのようになってしまいます。どう上手く作るかはエンジニアリングの世界で、アーキテクチャはＳｃｉｅｎｃｅです。

　なぜアーキテクチャを必要とするのでしょうか？アーキテクチャのニーズから入ってその価値を確認し、その利益としての価値が得られるなら、その対価としてのコストがあり、リスクをマネージするための余分な保険をかけてでも守るべき利益なのかを点検しなければなりません。そこに、自立した（主体的）決断が生まれるのです。

　今回の「第82回GISフォーラム東京 / Open Technical Forum 2013-2」の討論テーマは；

オープン・グループの2013年計画と下記の3点です。

　(1)エンタープライズアーキテクチャは企業にとってなぜ重要か？

　(2)オープンな標準がなぜ大切なのか？

　(3)アーキテクチャフェーズ・ソリュションフェーズで如何にディペンダビリティを担保

　　出来るか？

　オープニングご挨拶は、経済産業省商務情報政策局情報政策課課長三又裕生氏にお願いし、続いて私が、この3か月間の世界のIT管理者へのニュースとその意味をアップデートいたします。

　海外からは、オープン・グループのAllen Brown社長に「The Open Groupの活動状況と2013の活動指針」を、引き続き「Real-Time & Embedded Systems Forum活動とDependability through Assuredness活動報告」をThe Open Group RTES　フォーラムのディレクターのMr. Joseph Bergmannからお話しいただきます。

　そして、「DEOSプロジェクト」の創始者で、（株）ソニーコンピュータサイエンス研究所会長･ファウンダー所眞理雄博士<兼ディペンダブル組込みOS研究開発センター研究総括（DEOSプロジェクト）>からディペンダビリティプロジェクトを興された背景をご講演いただきます。

　ユーザ代表として、トヨタ自動車(株) 第二技術開発部東富士研究所プロジェクトマネー

ジャー石崎直哉氏、（独）宇宙航空研究開発機構（JAXA）情報･計算工学センター

ソフトウェアエンジニアリングチーム主幹開発員リーダ片平真史氏にユーザの立場での

アーキテクチャやディペンダビリティの苦労話をご披露いただき、富士通(株)システムイン

テグレーション部門部門長補佐柴田徹氏からベンダーの立場としてのコメントをいた

だきます。

TOGAF AEA Japan 会長で、アーキテクチャとディペンダビリティの権威者である名古屋大学の山本修一郎教授にコメントをいただき、私がまとめさせていただきます。

　私共は、ここ1年半日本が貢献するオープン・グループでのディペンダビリティの標準化に、集中的に注力をしてまいりました。日本のオープン・グループメンバーの皆様には、

是非ともD-Caseパイロットケース(実証実験)にご協力いただきます様お願いいたします。

アメリカンクラブで皆様のお越しをお待ち申し上げております。

以上

京都大学 ITアドバイザ兼非常勤講師／信州大学経営大学院客員教授

一般社団法人ＣＲＭ協議会会長

オープン・グループ日本代表・会長

グローバル情報社会研究所(株) 代表取締役社長藤枝純教

<プログラム> 第1部東京アメリカンクラブ B2F
13:30	ご挨拶経済産業省　商務情報政策局情報政策課課長三又裕生氏
13:40	「2012年12月-2013年4月海外のICTビジネス事情と高品質・高信頼性システムとアーキテクチャ」オープン・グループ日本代表・会長グローバル情報社会研究所(株 ) 代表取締役社長　藤枝　純教
14:30	「The Open Groupの活動状況と2013の活動指針」　Mr. Allen Brown, CEO & President,　The Open Group
15:20	「Real-time & Embedded Systems Forum活動と　Dependability through Assuredness活動報告」　Mr. Joseph Bergmann, Director, Real-Time & Embedded Systems Forum, 　The Open Group
16:00	休憩
16:10	「DEOSプロジェクト」　（株）ソニーコンピュータサイエンス研究所会長･ファウンダー所眞理雄博士　<兼ディペンダブル組込みOS研究開発センター研究総括（DEOSプロジェクト）>
16:30	「Credibility for safety critical software」　（独）宇宙航空研究開発機構情報･計算工学センターソフトウェアエンジニアリングチーム主幹開発員リーダ片平真史氏
16:45	「トヨタにおけるエンジン制御品質向上の取組み」トヨタ自動車（株）第二技術開発部東富士研究所プロジェクトマネージャー石崎直哉氏
17:00	【パネルディスカッション】テーマ：『高品質・高信頼性システム構築の課題・要件』 <パネリスト> 　- 名古屋大学情報連携統括本部情報戦略室教授山本修一郎博士　- （独）宇宙航空研究開発機構情報･計算工学センター　　　　ソフトウェアエンジニアリングチーム主幹開発員リーダ片平真史氏　- トヨタ自動車（株）　　　　第二技術開発部東富士研究所プロジェクトマネージャー石崎直哉氏　- 富士通（株）システムインテグレーション部門部門長補佐柴田徹氏＜モデレータ＞グローバル情報社会研究所(株 ) 代表取締役社長　藤枝　純教
18:25	クロージングご挨拶　（株）ＮＴＴデータ経営研究所顧問岡田秀一氏
18:30	第1部終了
<プログラム> 第2部東京アメリカンクラブ B2F 【GISフォーラムメンバー & Open Groupメンバー & ビジター特別懇親会】
18:40	オープニング
20:30	第2部終了

第1部	□ ＧＩＳメンバー (\5,250) □ OPEN GROUP メンバー(\5,250) □ ビジター (\52,500)
第2部	□ ＧＩＳメンバー (\6,300) □ OPEN GROUP メンバー(\6,300) □ ビジター (\18,900)

お申込締切	4/19(FRI)まで
お申込先	FAX: 03-5361-3123　e-Mail: forum2@re-gis.com GIS FORUM 事務局小野まで
FAXシート	FORUM82 FAX.doc
お問合わせ先	GIS FORUM Office Ritsuko Ono TEL:03-5360-8300

*お申し込み確認後、開催期日までに受講票をe-mail添付にてお送りいたします。
  ビジターのご参加者の方には、請求書を郵送いたします。
*キャンセルは4/22(MON)13：00 までに下記事務局へご連絡をお願い致します。
  尚、それ以降のキャンセルは請求書が有効でございますので、よろしくご了解ください
  ます様お願い申し上げます。

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