第84回GISフォーラム東京 / Open Technical Forum 2013-3

【日本発安全・高信頼性検証国際標準 O-DA V.1.0 発表記念講演会】
（O-DA: The Open Group-Dependability Through Assuredness）　

概要
挨拶
プログラム
会費
お申し込み

概要

Update: 2021/02/26

テーマ	『アーキテクチャから安全・高信頼性検証へ』

主催	グローバル情報社会研究所(株)（ReGIS Inc.）
共催	The Open Group（米国）

日時	10月4日(金)
第1部	13:30--18:30（13:00より受付）
第2部	18:40--20:30（18:30より受付）
会場	東京アメリカンクラブ(麻布台) MAP
第1部	Manhattan 3 (B2F)
第2部	Brooklyn 1&2 (B2F)

挨拶

　皆様、"アーキテクチャから安全・高信頼性（ディペンダビリティ）検証へ"というテーマは、2004年名古屋で開催されたITS世界会議の議長豊田章一郎氏（トヨタ自動車会長）の安全宣言に心を打たれた私が、親友のThe Open Group RTES部会長Joe Bergmannと共同で、国防省、自動車業界・航空機業界からの安全・高信頼性検証に関する要望を背景に、アーキテクチャ、アーキテクチャアナリシス　記述言語、モデルドリブン、形式言語等を、何に対してどう対応できるのかというユーザ目線で、フレームワークを検討するワーキンググループとして立ち上げる工作を、日本、EU, 米国で興したことに始まります。

　オープン・グループの2007年7月にパリで開催されたコンファレンスでキックオフし、日本からはIPA, Toyota IT Center, NEC, NTT Data, JAXAが参画して、世界はオープン・グループでWGが構成され、国内でも研究が進んでいました。しかしその年の年末から2008年のリーマンショック、2009年から2010年のTOYOTAレキサスリコール問題と逆風が続き、日本の日立、富士通、NECはオープン・グループから退会され、この高信頼性検証に関する標準創りは、一時的に挫折しかかりました。更に2011年3月11日東北地方を襲った地震・津波に原子力発電所のメルトダウンという最悪の事態を迎えて、日本は最悪の安全性体験をしました。その時私は、オープン・グループのプレナリーの初日に時間をもらって黙祷をした後、世界から頂いた温かいお見舞い・支援部隊の派遣などに対する御礼と、日本は必ずこの危機に向かって立ち上がり、世界にお返しをしたいと、5分間のスピーチをさせていただきました。

　その直後に私は、DEOSのGuru所眞理雄博士との運命的な出会いをして、このDependability Through Assuredness（The Open Group商標）のパートナーとして、DEOS グループと協同作業で、オープン・グループの本流の標準TOGAFとマッピングする具体的標準化のシナリオ創りに、多くのメンバーの賛同を得て、このGISフォーラムでも徐々に紹介をしてまいりました。

　2011年9月の「第76回GIS フォーラム東京」では、NTT情報流通プラットフォーム研究所赤埴淳一グループリーダからのThe Open Group-Dependability Through Assurednessのご紹介。12月の「第77回GIS フォーラム東京」では" Dependability Back to Architecture"をテーマとして、ソニーCSL会長所眞理雄博士、IBM執行役員岩野和生博士、トヨタ自動車東富士研究所理事大畠明氏でDEOSコンセプトがスマート環境で如何に使われるかを議論。2013年4月の「第82回 GIS フォーラム東京」では、テーマ "高品質・高信頼性システムとアーキテクチャ"で、オープン・グループアレン・ブラウンCEO、Dependabilityのパートナーオープン・グループ RTESフォーラムディレクターJoe Bergmann、JAXA片平真史主幹開発員リーダ、トヨタ自動車東富士研究所の石崎直哉プロジェクトマネージャー、私の日本のパートナー；文科省 JSTのCrest Program DEOSの統括官所眞理雄博士、名古屋大学　教授山本修一郎博士らが揃い踏みして、オープン・グループとDEOS Teamとの協業の途中成果を報告してきました。

　一方、オープン・グループの標準国際会議において、所眞理雄博士は、2011年10月の台湾でのコンファレンス以降、毎4半期ごとに私と共に皆勤で出席いただき、山本修一郎博士、電気通信大学助教松野裕博士、横浜国立大学大学院准教授倉光君郎博士の皆さんもオープン・グループでの会議に出席・発表を重ねていただきました。その結果が実って、ついに今年7月15日、フィラデルフィアでのオープン・グループコンファレンスの初日、プレナリーで2回のオープン・グループのカンパニーレビュープロセスを経て「O-DA Version1.0」として役員会議でも報告され、多くのメンバーの祝福を受けて、オープン・グループRTES Forumの標準として成立いたしました。

　今回、日本発の世界で最初の安全・高信頼性検証の標準として、グローバル情報
社会研究所(株)主催、オープン・グループ共催で、「第84回 GISフォーラム東京/ Open Technical Forum 2013-3」として10月4日に東京アメリカンクラブに於いて発表会を開催いたします。

　安全・高信頼性システムを扱う航空機・宇宙産業・防衛産業・重工業・機械産業・鉄道・公益・環境・医療・生命工学・金融機関のCIO, CTOの皆様、マネジメントレベルやアーキテクトレベルの皆様、ご多忙ではありましょうが、是非ご出席いただいて、御社での安全・高信頼性検証の意義をトップマネジメントとしたご理解をいただきたく、ご案内申し上げます。

　皆様のご参加を心よりお待ちしております。

以上

京都大学 ITアドバイザー／信州大学経営大学院客員教授

一般社団法人ＣＲＭ協議会会長

オープン・グループ日本代表・会長

プログラム

Update: 2021/02/26

<プログラム> 第1部東京アメリカンクラブ B2F Manhattan 3
13:30	ご挨拶　経済産業省商務情報政策局情報処理振興課課長江口純一氏
13:40	「2013年7月-2013年9月海外のICTビジネス事情とアーキテクチャベース安全・高信頼性システム検証 O-DA標準発表」　オープン・グループ日本代表・会長　グローバル情報社会研究所(株) 代表取締役社長　藤枝　純教
14:40	「Real-time & Embedded Systems Forum」　Mr. Joseph Bergmann, 　Director, Real-Time & Embedded Systems Forum, 　The Open Group
15:40	休憩
15:55	「ＤＥＯＳプロジェクトとＯ－ＤＡ標準」　(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所　　エグゼクティブ・アドバイザー / ファウンダー　所　眞理雄　博士　<兼ディペンダブル組込みOS研究開発センター　研究総括(DEOSプロジェクト)>
16:25	「O-DA標準の安全・高信頼性検証プロセス解説とユーザ事例」　名古屋大学　情報連携統括本部情報戦略室教授山本修一郎博士
16:45	「IBM Rationalとの実用事例発表」　日本アイ・ビー・エム(株) 　グローバルビジネスサービス　インサイト＆プロダクト・イノベーション／戦略コンサルティング　ICPエグゼクティブ・プロジェクトマネージャー坂本佳史氏
17:00	「JAXAでのO-DA　安全・高信頼性検証利用計画」　(独)宇宙航空研究開発機構　情報・計算工学センター　ソフトウェアエンジニアリングチーム　主幹開発員　チームリーダ　片平　真史　氏
17:15	質疑応答　- (株)ソニーコンピュータサイエンス研究所　　エグゼクティブ・アドバイザー　/　ファウンダー所眞理雄博士　- 名古屋大学情報連携統括本部情報戦略室教授山本修一郎博士　- (独)宇宙航空研究開発機構　　情報・計算工学センター　ソフトウェアエンジニアリングチーム　　主幹開発員チームリーダ片平真史氏　- 日本アイ・ビー・エム(株)　グローバルビジネスサービス　　インサイト＆プロダクト・イノベーション／戦略コンサルティング　　ICPエグゼクティブ・プロジェクトマネージャー坂本佳史氏＜モデレータ＞グローバル情報社会研究所(株) 代表取締役社長藤枝純教
18:25	クロージング
18:30	第1部終了
<プログラム> 第2部東京アメリカンクラブ B2F Brooklyn 1&2 【GISフォーラムメンバー & Open Groupメンバー & ビジター特別懇親会】
18:40	オープニング
20:30	第2部終了

会費

第1部	□ ＧＩＳメンバー (\5,250) □ OPEN GROUP メンバー(\5,250) □ ビジター (\52,500)
第2部	□ ＧＩＳメンバー (\6,300) □ OPEN GROUP メンバー(\6,300) □ ビジター (\18,900)

お申し込み

お申込締切	9/30(MON)まで
お申込先	FAX: 03-5361-3123　e-Mail: forum2@re-gis.com GIS FORUM 事務局小野まで
FAXシート	FORUM84FAX.doc
お問合わせ先	GIS FORUM Office Ritsuko Ono TEL:03-5360-8300

*お申し込み確認後、開催期日までに受講票をe-mail添付にてお送りいたします。
  ビジターのご参加者の方には、請求書を郵送いたします。
*キャンセルは10/2(WED)13：00 までに下記事務局へご連絡をお願い致します。
  尚、それ以降のキャンセルは請求書が有効でございますので、よろしくご了解ください
  ます様お願い申し上げます。

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第84回GISフォーラム東京 / Open Technical Forum 2013-3

【日本発 安全・高信頼性検証国際標準 O-DA V.1.0 発表 記念講演会】 （O-DA: The Open Group-Dependability Through Assuredness）

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